旅のコラム

TRAVEL COLUMN

2024.9.24

航空各社『燃油サーチャージ』10月からの予約・発券分も同額で継続に!

航空各社は燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を10月の予約発券(購入)分も同額で継続すると発表しました。サーチャージ額はシンガポールケロシン・タイプのジェット燃料の平均価格をもとに2ヶ月ごとに見直しが行われております。ウクライナ情勢に続きイスラエル・パレスチナ・イランを中心とした中東情勢の緊迫により、燃油サーチャージは高止まりのまま推移をしており、6ヶ月間連続の同額継続となります。各社6月から7月のジェット燃料の平均価格と同期間の為替平均1米ドル150円後半の円貨換算額を適用している点が、今回の同額での維持に至っている経緯とされております。現況の中東情勢はいくぶん和らいでいることもありジェット燃料のレンジは下降傾向となっており、加えて日銀の追加利上げなどの決定により、円高傾向に振れている状況となっております。今後、ジェット燃料の下落とさらに円高に転じる場合は今冬以降は値下がりが予想されます。引き続き外国為替の動向が大きな鍵を握っており、次回改定の12月以降はジェット燃料の下落と円高に転じてのサーチャージ値下げが期待されます。

 

燃油サーチャージ・情報!
1. 10月の予約発券分より、燃油サーチャージが見直しされます。※次回改定は2024年12月
2. 燃油価格の値上げ、値下げに応じて航空会社により、航空運賃の価格を改定する場合があります。サーチャージが値上げになると、運賃を値下げして航空券総額で値上げ感を少なくする場合もあり、サーチャージが値下げになると航空運賃を値上げする傾向があります。

※外資系航空各社は、為替レートの変動により小刻みな運賃改定を実施しております。

3. サーチャージと航空運賃の関連性は改定と併せて航空運賃の価格改定の有無についての確認も必要です。

>> 燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について

 

>> 技能実習生・特定技能外国人・海外出張・海外航空券 手配