2023.9.12
航空各社「燃油サーチャージ」10月からの予約・発券分より引き上げに・・・
航空各社は燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を10月の予約発券(購入)分より1段階引き上げると発表しました。サーチャージ額はシンガポールケロシン・タイプのジェット燃料の平均価格をもとに2ヶ月ごとに見直しが行われており、ウクライナ情勢や円安などの影響により、一旦足踏みをし横ばいに推移しておりましたが、ジェット燃料は上昇傾向となっており、さらに円安の進行が値上げの要因とされます。航空各社は8月末より運賃の改定をし値上げをしており、10月以降のご出発分も9月中に発券をすることで、サーチャージ額は値上げ前の価格で購入が可能です。引き続き外国為替の動向が大きな鍵を握っており、次回改定の12月以降のジェット燃料の下落と円高に転じてのサーチャージ値下げが期待されます。
◆ 燃油サーチャージ・情報!
1. 10月の予約発券分より、燃油サーチャージが見直しされます。※次回改定は12月
2. 燃油価格の値上げ、値下げに応じて航空会社により、航空運賃の価格を改定する場合があります。サーチャージが値上げになると、運賃を値下げして航空券総額で値上げ感を少なくする場合もあり、サーチャージが値下げになると航空運賃を値上げする傾向があります。
※サーチャージ値上げ前の8月下旬から9月にかけて、外資系航空各社は運賃の値上げを発表しており、円安の影響が考えられます。
3. サーチャージと航空運賃の関連性は改定と併せて航空運賃の価格改定の有無についての確認も必要です。
例)
ベトナム行き 『往復』 9月ご購入 18,400円 ⇒ 10月ご購入 22,000円
インドネシア行き 『往復』 9月ご購入 36,800円 ⇒ 10月ご購入 42,600円
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